ナチュのこだわりパンができるまで~

ナチュでは小麦の栽培、収穫、製粉、製造、販売。全てを夫婦2人で行っています。小麦の栽培からやっているパン屋はなかなかないかと思いますので「パンができるまで」の工程を以下記していきたいと思います!

小麦を栽培する方が増えてくれたらいいなぁと思っています!

小麦栽培について

1. 種まき

 その年の気温、天候を考慮に入れて10月の下旬から11月の上旬に種まきを行います。小麦の葉や穂を近くでみて気を配りたいので、撒き方は条まき。ばら撒きではありません。

ばら撒きに比べ条間に雑草が生え管理が大変です。また、風通しを良くして湿気に弱い小麦が病気になりにくくする為もあり、あえてこの方法をとっています。

雑草取りは手作業。除草剤は使いません。種まきの深さも注意を払って行います。

2. 麦踏み

 12月末から3月まで麦踏を行います。天候を見ながら月1回3月まで3~4回行います。

麦踏みを行う目的は

 ①霜で根が浮き上がるのを防ぎ根ハリを良くする。

 ②茎や葉を折り太く強くして倒伏しないようにする。

 ③分蘖を促し収量を多くする。

 小麦は湿気に弱い穀物です。倒伏してしまうと致命的な病気になりやすい為、麦踏みは大事な工程です。

耕運機やトラクターが踏んでも枯れないなんて強い植物です。

 5月の上旬に入ると暖かくなり小麦から穂が出始めます。

 当店は除草剤を使いませんので背が高くなる雑草だけ手作業で除去します。

3.収穫

 小麦が熟し畑が黄金色になったら、降雨に注意して小麦の粒がある程度乾燥した状態で収穫になります。

バインダーまたはコンバインで収穫になります。米わらに比べ麦わらは硬めですので刈取りは少々ゆっくりになります。

4. 乾燥

 ビニールハウス内に広げ乾燥させる方法と平型乾燥機にかける方法をとっています。

 ビニールハウスの場合、早朝と昼にレーキを使い手作業で攪拌します。

 出来るだけ早く、ムラの無いように乾燥させる為です。

 水分量は12%以下。

 小麦の乾燥が足りず水分量が多いと保管中にカビが出てしまいます。

 カビが出た場合は廃棄します。

5. 製粉

 製粉の前に玄麦の汚れと異物の除去を行い、その後、製粉機にかけます。

 小麦粉に熱が帯びない様に徐々に細かくしてふすまと分離していきます。

 小麦の種類によって製粉方法が違うため気を使います。

 製粉機だけで終わる場合や手篩を工程に入れたりするなど美味しい良い小麦粉にする為に毎回試行錯誤しています。

 当店の小麦粉はほのかに黄色を帯び、とても細かいフスマが混じっています。当店の小麦粉の個性です。

6.パン焼き

挽き立ての小麦粉を使いパンを焼きます。

カスタードクリームや餡も当日仕込みです。美味しいパンになるように毎回試行錯誤、工夫しています。

当店のパンは添加物を使用していない為、賞味期限がとても短くなっています。見た目は派手さが無いパンですが内容にこだわりをもって焼いています。