こんにちは。自家栽培麦工房ナチュです。
今回は前回の続き。収穫に必要な農機具 バインダー の部品の交換です。
とは言ってもとても古い機械なのでメーカーにセット部品が無いことが分かってオークションに出るのを待つか応用を利かすかの選択で結局オークションでいつ出るかわからないので応用選択。
先ずは刈刃探し。
刈刃の形が同じならつけられるのでオークションで探したところ他メーカーの刈刃が同じ形状なのが分かり即購入!!
それがこれ。
下の部品がそうです。
このままでは取付出来ないので一度分解します。
で、後は組み立てるのですが刈刃の固定はリベットでしてあります。
これもいい寸法の物がなかったのでじさくです。こんな感じかなと作ったので上手くいくか分かりませんがやってみます。
組み立ててみます。
組み立ててからリベットはガスバーナーで熱してハンマーで叩いて図のようにつぶします。
何とかうまくいったようなので一安心です。
さらに組み立て。
今度は刈刃の隅間の調整。
シムを使って下刃との間を0.5mm位にします。
組立完了です。スムーズに手で動くので本体に取り付けます。
取付て、稼働個所にグリスアップして試運転!!
いい動きです。気持ちいいです。
自分で分解、取付てすると色々見えてきますね。
グリスアップしなきゃいけないところを今までしなかったとか。
普段しっかりメンテナンスしていれば当日にいい働きをしてくれます。部品は消耗品なのでメンテナンスしてたけど当日突然壊れることもありますが使い終わったら清掃してグリスアップ位はしようと。
使い終わった → 掃除しない整備もしない燃料も抜かない そのまま保管 → 次の年 あれ?動かないなんで?去年動いていたのに。困った作業が出来ない 又は 動くけど調子が今一つで作業がはかどらない。
こんな感じだと思うんです。私もありましたから。
結局、自分に跳ね返って一番困るのは自分ですから。
修理してもらうと結構高額だったり、自分の都合がいい時間に修理に来てもらえなかったりしますよね。
今回のバインダーの修理は冬の間にしたんですが今年の小麦の収穫に使ってみたら今までで一番調子よかったです。
収穫作業がはかどるはかどる。気持ちい位にはかどります。
今回のことでメンテナンスの重要性が身に沁みました。